ゆっくりのんびり・・・ほ〜っとする時間を持ちたいと思ったら 今日はお茶にしませんか? 人気のオリジナルブレンド茶のほか、地元狭山、お茶処静岡のお茶など、 厳選したこだわりのお茶を日本各地にお届けします。 そのほか 常滑焼・万古焼の茶器や茶香炉などデザインと使い勝手に こだわって取り揃えております。 |
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渋くて苦くて、でも甘いワケ〜お茶の成分 | |
日本人ならきっと誰もが味わったことがあるお茶。 子供の頃は『お茶とジュースどっちにする?』って聞かれれば、ほとんどの人が甘いジュースを選んだことでしょう。 でも不思議なことに大人になると、渋いお茶が好きになるのは何故なんでしょうね。 さっぱりしてて、後味がいいから? それとも“渋み”“苦み”の中から垣間見れる控えめな“甘味”のおかげ? 甘味といっても砂糖のような甘さではなくて、むしろ“旨み”というものなのですが。 そんな苦くて美味しいお茶の味について少しお話しましょう。 以下は、お茶の味を決定付ける、お茶の成分の一部です。 ●渋み成分=カテキン お茶の重要な成分の一つ、カテキン。 これこそがお茶の渋みのもとで、お茶にしか含まれていない成分です。 でも、この渋みが苦手...という方はぬるめの温度でお茶を煎れると抽出が押さえられますよ。 また、カテキンにはにおい消しの効果もあります。 魚を煮る時にお茶を入れる方も多いと思います。 納豆嫌いの方の中には、茶葉を混ぜると食べられるという方もいるようです。 魚をさばいた後の手の臭いも茶殻でゴシゴシ洗うと取れますよ。お試しあれ♪ ●苦み成分=カフェイン カフェインというとコーヒーを思い出す方も多いでしょう。 でも茶葉にも同様にカフェインが含まれています。 しかもその含有量は、実はお茶の方がはるかに多いんです。 特に抹茶や玉露には豊富に含まれています。 カフェインは、お湯の温度が高いほど、抽出されます。 苦味を効かせたお茶でキリッと目覚めの一杯!と思ったら熱いお湯でどうぞ♪ ●旨み成分=アミノ酸 ただ苦くて渋いだけでは薬みたいで美味しくありません。 お茶を飲んだ時の旨み、ほんのりと感じる甘みは茶葉に含まれるアミノ酸のおかげ。 とくにその中のテアニンという成分が大きな効果を持っています。 ぬるめの温度のお湯でお茶をいれるとその成分がよく抽出されます。 ゆっくりとのんびりお茶を飲みたい時、または渋み苦味が苦手という方はぬるめのお湯でいれると 甘みが引き立ちます。 いかがですか? “この渋みはカテキンか〜”“この苦みはカフェインねぇ〜”“旨みはアミノ酸かぁ〜” そんなことを考えながら味わってみるとお茶もいつもと違う味がするかも!? |
お茶の伝来は? |
お茶を日本に伝わったのは、奈良・平安時代と言われています。 中国へ渡った遣唐使や空海らの僧侶が中国からお茶の種子を持ち帰ったのが一番最初です。 しかし、その頃お茶は大変貴重なもので、貴族や僧侶など特権階級しか口にすることが出来ませんでした。 やがて遣唐使も廃止され、中国文化の影響が薄れると同時に、お茶への関心も薄れたのでしょうか お茶は文献にも登場しなくなり、約300年の間歴史から姿を消してしまいます。 その後、再度お茶が歴史に登場するのは鎌倉時代。 中国に留学していた栄西が種子を持ち帰り脊振山の霊仙寺(佐賀県)に撒きました。 栄西は日本で初めてのお茶の本「喫茶養生記」という本を著しています。 この時代には、貴族だけでなく武士の間にもお茶は広まってきました。 庶民にお茶が広まったのはもう少し後のことで、室町時代の後期からです。 町人たちが茶屋で一服一銭のお茶を楽しむようになってきます。 桃山時代になり、千利休が登場し、茶の湯、詫び茶という文化を作り上げると、ますます庶民に広まり 「茶道」へと受け継がれていきます。 煎茶が一般に普及し始めたのは江戸中期頃のこと。 現在のように自由に飲むことのできるお茶が急速に浸透していったのです。 その一方、日本にも自然生えのお茶はかなり古くからあり、山仕事をする人たちは、7月、8月の頃に これを摘んで番茶をつくっては愛飲していたという説もあります。 いずれにしてもお茶はずいぶん昔から日本にあり、そして日本人とは切っても切れない存在であったということは 間違いないでしょう。 |
“お茶”はなぜ“ティー”という?? |
どうでもいい事といえばどうでもいい事ですが、知っているとちょっとだけお茶ツウに見られるお話を。 “茶”という文字は、中国がその発祥地です。 中国では、茶に関して使われた文字が多く、古くは“茗”“荼”“苦菜”などといっていました。 “茶(チアー)”が用いられるようになったのは唐時代の中ごろになってからのことです。 後に日本にはこの“茶”がそのまま入り、チャとして定着しました。 ではなぜお茶をティーというのか。 “茶(チアー)”は漢語ですが、中国の茶の産地である福建や広東では“チアー”ではなくそこの方言で“テ”あるいは“タ”と発音しています。 清朝期に入るとお茶はイギリスやポルトガルへ輸出されました。 そのときに、茶の取引を行なった所は、福建省と広東省。 すなわちその土地の方言である“テ”あるいは“タ”としてお茶が取引されたことになります。 これが船でイギリスへ運ばれ、商品として売られるときに“ティー”という発音に定まったというわけです。 ちなみに、その他の国ではフランスが“テ”、ドイツは“テー”、ロシアは“チャイ”、インド“チャイ”など。いづれも中国から伝わった言葉です。 |
茶のつく言葉あれこれ |
古くから日本にあっただけに、茶にまつわる言葉は意外に多いんです。 その一部をご紹介しましょう。 お茶のこさいさい 「そんなことは朝めし前だ」と、物事を簡単に片付けることをいいます。 江戸時代中ごろまでは、食事は一日ニ回でした。 “茶のこ”とは、その時代に、朝食がわりにお茶を飲みながら食べた間に合わせの菓子などの茶うけのこと。 あまりお腹にたまらないことから転じて、ものごとの容易なことの意になりました。 茶化す はぐらかしたり、ごまかす意。 昔は「お茶にする」といえば、茶化す意味として使われていました。 お茶を濁す その場をとりつくろってごまかすこと。 お茶のたて方、いれ方を知らない者が、お茶をいれると、本来澄んでいるお茶が濁って出てしまう。 すると、「出すぎたかな」とか、「いれすぎたかな」とかといってごまかすところからきたようです。 無茶苦茶 無分別なこと、台無しにしてしまうこと、筋道や道理の通らないこと。 「無茶苦茶」の字のとおり、茶の無いことは異常であり、苦い茶を出すことはどうにも弱りきったことだ、ということから、このような意味で使われるようになりました。 また、お茶のたて方が流儀にかなっていなかったり、お茶のいれ方に苦しんだりする様子を表現しているともいわれています。 鬼も十八番茶も出花 いちばん粗末な番茶でも、湯を注いだばかりの頃合いのお茶はおいしい、鬼のように醜いものでも、年頃になればどことなく美しくなり見所が出てくる、という意味に用いられます。 まだまだ、茶にまつわる言葉はたくさんあります。 調べてみるのも面白いですね。 |
「茶柱が立つと縁起がいい」のはなぜか |
「茶柱が立つと縁起がいい」とは昔からいわれていることわざですね。 でもなんで? それには諸説あるようです。 一つは、お茶を煎れたとき湯呑に茶柱(茶の茎の部分)が立つのはとても珍しい、ということから縁起がいいと言われた、という説です。 茎茶ならともかく、煎茶だと、茶柱が急須から湯呑の中にでることさえも難しいですよね。 また、最近の急須は網目の細かい茶こしの場合が多く、茎茶でさえその“姿”を湯呑の中で 見ることはかなり困難(^^;) しかも、やっと湯呑に茶柱が登場!したとしても茎の比重がどちらか一方に偏ってなければ立つはずもない・・・。 そう、茶柱が“横たわる”ことはあったとしても“立つ”という現象はとーっても珍しいことなんです。 それほど珍しいことだからこそ、縁起がいいと言われるようになったのかもしれませんね。 もっともこのことわざが言われるようになった頃は、今と違って、やかんや土瓶でお茶を煎れていたようですから、今より少しはその確率は高かったのかもしれません。 諸説その2(^^) この説は乙女(!?)である私がご紹介するのはちょっと恥ずかしいのですが・・・(^^;) 茶柱とは、お茶屋の主の“柱”のこと。 早い話が男性のシンボル、だそうです。 つまり、茶柱が立つことはおめでたいこと=縁起がいい、ということになったという説です。 そういえば、「茶柱が立ったら人に言っちゃダメ」っていいますよね。 う〜ん、この説が正しいとしたら、それも納得かも。 地方によっては、茶柱が立つと子供が出来る、ということわざもあるそうですよ。 縁起を担いで茶柱を立てたい!!という方は、茎茶を茶こしの目の粗い急須や土瓶で煎れるとその確率もUPするかも。 保証はしませんケドxxx(^^) |
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